すぐにわかるLOTの歴史
この90年間でLOTがどのように羽ばたいてきたのか、LOTの歴史をご覧ください。今日、私たちはポーランドと中東欧を世界に繋ぎ、4大陸の100以上の都市へ飛んでいます。
LOTのシンボルである鶴は1929年以来存在しています。皆さんとのフライトを始めたのは1931年。それ以来、私たちは一緒に空を飛び続け、世界で最も古く、最も経験豊富な航空会社の1つになりました。
私たちの最初のフライトスケジュール表は、路線網と離着陸の日付及び時刻、そして特定の路線を飛ぶ航空機が記載された紙でできていました。
初めに所有していたのは主に国内線を運行する飛行機20機程度でした。
しかし30年代に入ると次第にエリアを広げていき、ロサンゼルスからワルシャワに向かう先駆的な大西洋横断飛行を行いました。
また、国際航空運送協会(IATA)にも参加し、LOのコードが与えられました。
1939年に戦争が勃発により運営は中断されましたが、6年後私たちは再び空に飛び出しました。40年代と50年代はヨーロッパの空を飛び続け、1955年には100万人目のお客様をお迎えしました。
70年代には機体の前方に右に少し傾いたLOTの社名が入った白い塗装が生まれました。その頃になるとヨーロッパを超えてさらに遠くへ飛ぶ飛行機が加わり始めました。70年代後半にはニューヨーク、トロント、果ては極東地域まで世界中を飛び始めます。1988年には最高飛行距離となるワルシャワからシンガポールへのフライトを実施しました。当時、私たちはアメリカのボーイングを運行する中東欧初の航空会社でした。 90年になる頃にはアメリカのボーイング767-300 ERを3機所有していました。
1994年のIATAレポートで私たちは世界のすべての航空会社の中で最も新しい航空機を保有する航空会社として認められました!90年代の終わりにはチャーター輸送便数を更新。 ジェット機エンブラエル ERJ-145の購入により、1日のフライト数がさらに多くなりました。2000年に突入する際には飛行機の数を11機購入し、私たちの歴史上、1年間における最大の航空機納品数を記録しました!
2000/2001年の冬季には、私たちの路線網がとても広がりました。オケンンチェ空港がいわゆるハブ空港となり、このおかげで、ワルシャワは国内線だけではなく、乗り継ぎ利用としても魅力的な場所となりました。
2003年にはお客様向けのマイレージプログラムMiles&Moreがスタート。ヨーロッパで最大のロイヤルティプログラムとして今日まで知られています。
同年、パリでエンブラエルとエンブラエル170の納入契約を締結し、まもなく弊社の航空機の仲間入りを果たしました。OAGとビジネストラベラーから再三にわたり「中東欧最高の航空会社」として認められました。
スターアライアンスのメンバーにもなり、航空業界で最高レベルの基準を満たすメンバーの一員になれたことは、私たちにとって大きな成功でした。 この際ボーイング 737-500 SP-LKEには新たな塗装が施されました。
国際航空運送協会IATAが実施した安全監査では2012年には世界で最も安全な航空会社の1つとして認められました。
2014年には、最も近代的な長距離機であるボーイング787が弊社に加わりました。そしてこの年、次なる記録が更新されました。所有するドリームライナーのうちの一機がチリのアントファガスタまでの長距離ノンストップ飛行に成功。14時間30分にわたるフライトで、合計12000キロメートル以上を飛び切りました。これは私たちの歴史上最長のノンストップ飛行でした。
2014年には創立85年を記念して、エンブラエル175のうちの1機に1940年代風の塗装を施しました。これによってレトロなジェット機を所有する航空会社の仲間入りを果たしました。
同年9月23日には世界初のミュージカル「マンマ・ミーア」にインスパイアされたカラーの公式飛行機をお披露目しました!また、ポーランドのミュージカルシアターROMAの公式キャリアにも就任しました。
2018年6月、ポーランドの独立100周年を記念して、ワルシャワ・ショパン空港に紅白カラーで塗装されたボーイング737 MAX8が降り立ちました。
2019年には創立90年を迎えました。この年、弊社史上最大となる1年間の搭乗者数1000万人を記録しました。
シンボルの鶴と一緒に、私たちは魅力的な旅を続け、世界で最も古く、最も経験豊富な航空会社の1つの歴史を作り上げていきます。